採用から退職までを貫く「正しい人事データ」とAIを軸に、2030年までにHRテック領域で国内No.1を目指す
統合型人事システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:冨永 健)は、2026年9月末時点でARR(Annual Recurring Revenue:年間経常収益)が100億円を突破したことをお知らせします。あわせて、さらなる事業成長に向けた新たな行動指針「Our Commitments」を制定いたしました。
本年7月に発表した「2030年までに国内HRテック領域No.1カンパニーを目指す」という宣言の実現に向け、当社固有の統合型人事データベースと、そこに蓄積される「正しい人事データ×AI」を最大の競争優位性として、事業成長をさらに加速させてまいります。

■発信の背景
急激な労働力人口の減少と人的資本経営の浸透に伴い、人事部門には定型労務管理を超えた、経営に直結する意思決定が強く求められています。当社は2025年10月に「AIエージェント戦略」の構想を発表し、本年5月には「HR Signals」を提供開始、7月には新たなプロダクト戦略および組織戦略を発表するなど、構想から実行フェーズへの移行を進めてまいりました。
こうした取り組みが市場およびお客様から評価をいただいた結果として、このたびARR100億円の突破に至りました。これは2028年のARR200億円、そして2030年の国内HRテックNo.1に向けた重要な通過点であると位置づけております。
■ARR100億円突破の要因
要因1|「正しい人事データ」を生む統合型人事データベースへの需要拡大
一般的な人事システムでは、業務ごとに異なるシステムを後からAPI等で連携させるため、同じ従業員情報が分散し、二重入力・転記ミス・月次の突合作業といった見えない工数が積み上がります。
「ジンジャー」は、人事労務・勤怠管理・給与計算・人事評価・サーベイまでのすべての領域が、最初から1つのデータベース(1DB)に集約される構造です。一度登録された従業員データをすべての機能が同じ実体として参照するため、入力・転記工数の削減と、経営判断に用いるデータの正確性を同時に実現します。この構造的な価値がお客様に評価され、導入拡大と継続利用につながっています。
要因2|AI時代における統合型人事データベースの優位性
AIの出力精度は、参照するデータの正確性・網羅性に強く依存します。データが分断された環境では、成形やクレンジングに手作業が発生し、AIが誤った学習をするリスクを排除できません。
「ジンジャー」は、正確性・網羅性・一貫性・最新性・適法性の5条件を満たす高純度な事実データを、履歴を遡れる形で蓄積しています。この「AI-Friendly」な基盤の上で、当社は以下のAI機能群を展開しています。
・HR Signals:勤怠・給与・評価データから、離職予兆を早期キャッチ(提供中)
・AI Assistant:従業員・現場管理者に渡す「AI秘書」(提供中)
・AI Agent:人事・評価のオペレーションを自動化(2026年下半期 提供予定)
・Manager Assist:現場マネージャーの評価品質を向上、チームマネジメントを支援(2026年下半期 提供予定)
AI活用が本格化する局面において、「正しい人事データ」を最初から持っていることが、当社の成長を支える決定的な差となっています。
■今後の成長エンジン
人材ライフサイクルの包括的なカバー
本年3月の採用管理システム「Talentio」の買収により、当社は採用から入社手続き、勤怠、労務、給与計算、人事評価、そして退職予兆検知に至るまで、人材ライフサイクル全域をカバーする体制を整えました。
今後は、採用段階で得られる情報と入社後の人事データをつなぐことで、より広範でシームレスなデータ活用を実現してまいります。
M&A・アライアンスによる非連続な成長
本年新設したビジネスディベロップメント本部を中心に、自社開発のスピードを超えるシナジーを生むM&Aやアライアンスを積極的に推進し、HRテック市場における業界再編の旗手として非連続な成長を目指してまいります。
新たな行動指針「Our Commitments」の制定
当社は、企業理念として「世界でもっともお客様を大切にする」ことを掲げています。この理念を一人ひとりの日々の行動にまで落とし込むため、従来のValueを刷新し、新たに行動指針「Our Commitments」を制定いたしました。
Our Commitments は以下の5項目で構成されます。
1.Deliver Value– お客様に真の価値を届ける
2.Take Ownership – すべてを自分ごとにする
3.Move Fast, Learn Fast – 速く動き、早く進化する
4.Go Beyond – 期待を超え、新たな常識を創る
5.Respect & Elevate – 認め合い、磨き合う
その根底にあるのは、「ツールを届ける会社から成果を届ける会社へ」という姿勢です。問い合わせに回答して終わるのではなく、お客様が本来実現したかった状態にたどり着くまでを自らの責任範囲とする。価値観の共有にとどめず行動の基準として明文化することで、より速く、より高い価値提供を実現してまいります。
■jinjer株式会社 代表取締役社長 CEO 冨永 健のコメント
「ARR100億円は、当社を選んでくださったお客様と、その期待に応え続けてきた社員一人ひとりの積み重ねによるものです。心より感謝申し上げます。
一方で、100億円という数字はゴールではなく、私たちがどれだけ多くのお客様の課題をお預かりしているかを示す指標だと捉えています。最初から1つのデータベースに高純度な事実を蓄積し続けてきた『ジンジャー』だからこそ、AIのポテンシャルを引き出し、経営やマネジメントへ確かな意思決定の『示唆(Signal)』を届けることができます。
そしてその価値を届けきるのは、最後は人です。だからこそ今回、『ツールを届ける』ではなく『成果を届ける』という基準を、Our Commitmentsとして改めて全社で言語化しました。採用から退職までのあらゆる人事データを、お客様の意思決定に使える形でお届けする。その積み重ねの先に、2028年のARR200億円、そして2030年の国内トップ獲得があると考えています。全社一丸となり、全力で突き進んでまいります」
■統合型人事システム「ジンジャー」について
ジンジャーは、人事労務・勤怠管理・給与計算・人事評価・サーベイ・データ分析・採用管理といった幅広い人事業務を、1つの人事データベースで管理できる統合型人事システムです。1つのデータベースだからこそ実現できる「正しい人事データ」は、AIによる定型業務の自動化だけでなく、人的資本経営を加速させる高度なデータ活用までを実現します。「正しい人事データ×AI」によって、組織の意思決定の質を高め、ひとの可能性を最大解放する未来を創出します。
正しい人事データで、組織の”勘”を”確信”に変える。
統合型人事システム「ジンジャー」
人事の「これからの当たり前」をつくる、ジンジャーのAI。
■会社概要
会社名:jinjer株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿 6-11-3 WeWork Dタワー西新宿
代表者:代表取締役社長 CEO 冨永 健
コーポレートサイト:https://jinjer.co.jp/