NPO法人 Future Seedsとの「ひとり親世帯」への支援に向けた取り組み(2024年10月31日掲載)
- NPO法人 Future Seeds
取り組みの目的
jinjer社からの継続的な物資提供を通じ、ひとり親世帯への支援を継続的に行えるようにすること。
課 題
- 「日本の子どもの7人に1人が貧困」と言われるほど、経済的に困難な状況にあるひとり親世帯が増えていること
- その中で、物資提供の数に限りがあること
取り組み
- jinjer社内で衣類等の物資を募り、定期的に物資提供を行い、ひとり親世帯を支援。
取り組みの背景
これまで、MOVE ON PROJECTは、jinjer社のリソースを用いて、あらゆる形で福祉支援団体や支援を受ける方々が持続可能的に運営、自立できるようにしていけるよう、数々の福祉団体を支援してきました。
その中で、岩手県庁とjinjerでタッグを組み、岩手県内の複数のNPO法人のDX推進に関する取り組みの支援を開始しました。支援を進めていく中で、岩手県庁から特定非営利活動法人Future Seedsをご紹介いただきました。理事長の佐藤様から、ひとり親世帯の実態や課題を伺う中で、jinjer社で支援できることが多くあると考え、今回Future Seedsが取り組む「コミュニティフリッジ(=24時間無料で食料品や物品を受け取れる施設への物資提供)」に、jinjer社も参画させていただく運びとなりました。
取り組み実績
社内で約2ヶ月間、物資提供を募り、衣類・日用品(おむつやシャンプー等)・子供用のおもちゃ・靴・スーツ等、様々な物を支援させていただきました。
今後の展望
弊社は従業員数が500名弱いるため、物資提供の余力が多分にあると考えています。民間企業からも、このような物資提供を継続的に行うことで、社会全体でひとり親世帯のお母様/お父様、また育ち盛りの子供たちを支えていきたいです。また、子供を持つ社員も多く存在する中で、社外でも人とのつながりを感じてもらい、jinjer社で働く意義をさらに見出してもらえるといいなと考えております。
私たちは「子どもたちの未来に種をまこう」を合言葉に岩手県内でフリースクールや食料支援などの活動を行っています。 学校や自宅に居場所がなく生きづらさを抱えている子ども一人一人に合った丁寧な個別支援に重点を置いています。 丁寧な個別支援を支えているのがICTです。日々の記録や顧客管理を可能な限り簡素化とペーパーレス化し業務改善を図っています。 膨大な事務作業を効率化することで子ども一人一人に向き合う時間を確保しています。 子どもたちの学びにもオンラインツールやアプリを活用していますが、更に積極的にICTを活用し、子どもの成長に欠かせない学びと体験の「機会の平等」に取り組んでいきたいと考えています。